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妊娠中毒症は、未熟児が誕生する可能性が高くなります。

妊娠中毒症の治療は、軽い症状で妊娠継続が可能と判断されたときは食事療法や薬物療法によって行われます。しかし、症状が重症化したり、眼症状、脳症状、肺水腫、肝機能障害、胎児の状況が悪化したりすると、妊娠週数や胎児の大きさに関係なく妊娠の継続を中止し胎児の摘出を行います。

妊娠中毒症は子宮内胎児発育遅延を合併し、未熟児が誕生する可能性が高くなります。ですから、母体の健康状態が良ければできるだけ長く妊娠を継続をすることが必要です。具体的には食事療法と薬物療法が行われます。しかし、母体の状態が悪化した場合は、母体の命が危険になるので、胎児を母体から取り出します。

妊娠中毒症になると、血管が収縮し血液の循環が悪くなります。胎盤への血液の量も減少し、胎児へ十分な血液が流れなり、妊娠中毒症が悪化すると、さらに胎児が十分な栄養や酸素を受け取れず発育が遅れ、元気がなくなったりします。最悪の場合は胎児が子宮内で仮死状態になることもあります。

妊娠中毒症がなぜ起こるかは、現在でも解明されていませんが、一般的に、妊娠したことにより母体の腎臓に大きな負担がかかり、妊娠中毒症が発症すると考えられています。 そのため高血圧、蛋白尿、浮腫は、腎臓病の症状と同じなのです。 日本では50年ほど前は妊娠中毒症で亡くなる人が年間2000人以上にのぼりました。最近は年間20人くらいに減少していますが、油断できない病気には違いありません。

妊娠中毒症になると、臍帯(へそのお)を通じて胎児に送られる酸素や栄養がうまく届かなくなります。 この状態が続くと、胎児の発育が悪くなり、やせてきます。そのため胎児が死亡したり、または危険な状態になるため、胎児が未熟な状態でも帝王切開で出産することになります。